こんなのどうだろう

にゅーす

2022/09/3 / 書籍

「好奇心とクリエイティビティを引き出す 『伝説の授業採集』」発売!

2020年11月から2021年9月まで、宣伝会議のWEBメディアのアドバタイムズ にて、アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所所長の倉成が連載していました「伝説の授業採集」が書籍になります。
正式なタイトルは「好奇心とクリエイティビティを引き出す 『伝説の授業採集』」。
https://amzn.to/3wDWmlq

2012年頃から、倉成が始めていた、答えのない問いを作って出す「変な宿題」プロジェクト、その大元には、長い間取り組んでいたリサーチがありました。古今東西(日本中、世界中、過去、現在)の授業や宿題や設問で、「これはすごいな」というものを、調べたり、見に行ったり、人に会いに行ったり、人に聞きまくったりし、そのリサーチには、「伝説の授業採集」と名前をつけ、evernoteにコレクションしていました。その数、70以上。MIT(マサチューセッツ工科大)やスタンフォードやレッジョエミリア、アイントホーヘンデザインアカデミー他、日本人が好きな流行りの海外もの、そういうところにも、もちろん足を運んでいますが、どちらかというと、そういうところよりもっと全然違うところに、強くインスパイアされる宝物は眠っていました。

そこから20個厳選して連載したものを、
①学校(国内)
②学校(海外)
③企業研修
④コンテンツ(フィクション他)
⑤家庭内の教育
の5つのカテゴリーにまとめ直し、
・東大の中邑先生&赤松先生とのインタビューと、
・過去出題した「変な宿題」の一部を
 リストにしてコラムとして説明を加え、
本にまとめ直しています。

特徴としては、
教育業界 / ビジネス界 / 家庭で 読んでいただける内容になっていると思います。
そして、どこから読んでもOKな仕上がりになっているので、気になった授業から読めます。
そしてそして、「採集」というタイトルですから厚い!しかし軽い紙を使って、その辺りが気にならない仕立てになっています。

研究所関係からは、
・ミネルバ大学に向けて授業を行った時の話を交えた「2時間目 テーブルを拭く。という入社試験」
・研究員のナージャが世界で受けてきた授業についての「12時間目 草で、自分の体重を支えるロープを作れ~カナダのテクノロジーの授業」
・この研究所の監修をいただいている大熊先生についての「9時間目 なぜ生徒たちがあんなに手を挙げるか教えましょうか? 伝説の教師クマGの教え」
が収録されています。

この本をきっかけで、また新たな方々とのコラボレーションが生まれることを夢見ております!
秋の読書に。秋からの授業に。
どうぞよろしくお願いいたします。